6月11日(土)、2022年度東京地区国公立大学体育大会の決勝戦が東京学芸大学のグラウンドで開催され、都立大ラグビー部が大会初優勝を飾りました!
本大会は新型コロナウイルスの感染症拡大の影響で3年ぶりの開催となりました。
コロナ禍で思うように活動ができなかったラグビー部。当時は新入部員も多く迎え入れることができず、また、オンラインでの活動を余儀なくされた日々に忸怩たる思いもありました。そんななかでも仲間同士励まし合い、前向きに取り組むことで得ることができた初の快挙。
都立大ラグビー部の主将 青木紳悟さん(都市環境学部環境応用化学科・4年)、マネージャー 大沢こころさん(法学部法学科政治学コース・4年)、フォワード 船津丈さん(理学部生命科学科・3年)にお話しを伺いました。
3年ぶりの国公立大学体育大会、初めての決勝戦へ
青木さん:決勝戦の相手はこれまでの対戦成績から格上の東京学芸大学。当然、勝ちにいく気持ちではいましたが、チャレンジする気持ちのほうが大きかったです。ただできることをやるしかないという想いでした。
船津さん:決勝戦に進むことが決まったとき、勝ちたい気持ちが一気に増してきました。これまでラグビーを通して学んできたことを出し切って、大会を連覇している東京学芸大学に挑戦しようと思いました。
優勝の瞬間!湧き上がる想い
青木さん:前半と後半の間にあるハーフタイムで、監督から自分たちの強み、すなわちフォワードを活かしていこうとアドバイスがあり、そこで一気に流れを変えることができました。コロナ禍で実践形式の練習が少ないなか、本番中にプレイヤー同士で意思疎通をできたことが勝利に繋がったと思います。
船津さん:逆転したときはスクラムを組んでいたので、一瞬、なにが起きたのか分かりませんでした。ゴールポストの方に目をやり、仲間と目を合わせているうちに観客の声が大きくなり、逆転したことがわかりました。勝ったことに実感が湧かず、信じられない気持ちが大きかったのですが、先輩たちが喜んでいるのをみて、心から嬉しくなりました。
大沢さん:後半に入ってから会場の空気が変わり、都立大が勝つのではないかという雰囲気がありました。最後の最後に逆転したので、劇的な試合展開だったと思います。勝ったことは当然嬉しかったのですが、自分たちのチームが見ている人を楽しませる試合をすることができたことに感動しました。
今年度はアウェー大会。大阪公立大学との定期戦への意気込み
青木さん:大阪府立大学との今までの成績では互角でしたが、この春合併し大阪公立大学となり、ラグビー部の規模も大きくなりました。手ごわい相手だと思います。東京地区国公立大学体育大会と同じようにチャレンジしていく気持ちです。優勝の勢いに乗って勝ちにいきたいと思います。
都立大ラグビー部のココがいいところ
船津さん:先輩・後輩に関係なく、練習外でも一緒に出かけたり、ご飯を食べに行ったり、縦のつながりが強く大学生活の醍醐味を感じられるところです。
大沢さん:プレイヤーとマネージャーに壁がなく、みんなでひとつのチームだという意識があって非常に仲がいいと感じます。体育会系の部活なので、みんなが同じ目標をもって一生懸命取り組んでいくという体験は、大学という最後の学生生活のなかで得られる特権だと思っています。
▲今回取材に応じてくれた(左から)大沢さん、青木さん、船津さん
都立大ラグビー部は、南大沢キャンパス競技場にて毎週火曜(18:00~20:00)、木曜(17:00~19:00)、土曜(10:00〜12:00)に活動しています。
興味のある在学生の皆さんはお気軽に足をお運びください。新入部員募集中です!
・登場する人物の在籍年次や所属は、取材時(2022年)のものです。
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