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理学部物理学科の中西勇介先生が「令和2年度コニカミノルタ画像科学奨励賞」連携賞を受賞しました

 公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団が公募した「令和2年度コニカミノルタ画像科学奨励賞」において、理学部物理学科の中西勇介助教が「連携賞」を受賞しました。

中西勇介助教
中西勇介助教

■受賞テーマ:「難病の多角的画像診断を可能にする革新的造影剤を目指した発光性ナノカプセル剤の開発」

 本研究では、独自に開発したナノ炭素材料(カーボンナノチューブ)を原料に用い、一度の投薬で複数の画像診断を可能にするマルチイメージング造影剤の開発に取り組む。複数の画像診断が一度にできれば、診断精度の向上・検査期間の短縮が実現し、難病の早期発見につながる。臨床医師と協力し、臨床応用を視野に入れた造影剤の開発を目指す。

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研究イメージ

■コニカミノルタ画像科学奨励賞とは(コニカミノルタHP抜粋)

 光と画像領域において独創的な最先端技術にチャレンジしている若手研究者を奨励することを目的としています。連携賞は、財団設立50周年記念として新設されたものです。令和2年度は「光と画像領域でのイノベーション創出」を基本コンセプトに公募が行われ、55件の応募の中から優秀賞3名、奨励賞11名、連携賞1名が受賞しています。
 発想の独創性、波及効果、計画の実現性等の視点から厳正な審査の上、受賞者を決定し、連携賞では連携による独創性の発揮を重視しています。

■関連リンク

理学部物理学科 中西 勇介助教
コニカミノルタ画像科学奨励賞ホームページ
理学部物理学科ナノ物性研究室