人文社会学部人文学科 須藤健太郎助教の著書『評伝ジャン・ユスターシュ』が、「第11回表象文化論学会賞」及び「第37回(2020年度)渋沢・クローデル賞奨励賞」を受賞しました。
本書は、「ポスト・ヌーヴェルヴァーグ※の旗手」として活躍を嘱望されながら、42歳で拳銃により自ら世を去ったフランスの映画監督、ジャン・ユスターシュの生涯とその作品について、批評を交えながら論じた世界で初めての本格的な評伝です。
須藤助教は映画史の研究をしており、今回の著書は、長い年月をかけて、遺された映像や膨大な資料の分析、関係者への取材や調査を重ねて完成させました。
※ヌーヴェルヴァーグ…50年代末にフランスで始まった“新しい波”を意味する映画運動。
人文社会学部人文学科 須藤健太郎助教
『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国)
表象文化論学会賞
表象文化論学会賞は、表象文化論の分野における独創的で優れた研究および作品等に贈呈されます。
渋沢・クローデル賞
渋沢・クローデル賞は、日仏両国において、それぞれ相手国の文化に関してなされたすぐれた研究成果に対して贈られます。
関連リンク
教員情報:人文社会学部人文学科 須藤健太郎助教
表象文化論学会HP:https://www.repre.org/association/awards/
公益財団法人日仏会館HP:https://www.mfjtokyo.or.jp/news/473-37-2021.html