教員紹介参照<参照>

令和02年度 取組状況
所属 理学部 化学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 准教授
氏 名 久冨木 志郎

取組状況
教 育 1) 前期は夏季集中授業、放射線実験法I(受講者20名程度), 放射線実験法II(受講者5名程度), 後期は無機化学各論I(受講者約50名)15回、いずれもリモートで講義を行った。学生に対してはそれぞれの講義についてシラバスの通り講義を進め、内容理解を促した。kibacoを使い、小テスト、レポート提出をさせ、理解を促した。

2) 緊急事態宣言の解除後、研究室所属の学生は分散登校させ、研究指導した。金曜日のゼミはリモートで行った。コロナ禍のため、対面での学会発表させることはできなかったが、リモートでの学会に数件参加し、成果発表させた。

3) 高度研究によるサポートの下、博士課程外国人留学生1名が学位を取得した。次年度も留学生数名を受け入れ、指導する予定。
研 究 家庭ゴミ焼却スラグを原料とする光触媒ガラスの開発テーマにおいて2020 年度は、前年度から引き続いて家庭ゴミ焼却スラグの性状分析、光触媒ガラスとしての構造解析、性能向上に関する研究を実施した。汚染水は東京都内の生活排水処理場より試料のご提供を受け、排水試料の光触媒ガラスによる浄化効果を調査した。その他、導電性ガラスの構造解析とその二次電池正極材としての応用研究も実施した。
社会貢献 1) コロナ禍のため、オープンキャンパス等、対面での実施はできなかった。
2) 大学等放射線施設協議会常議員、メスバウアー分光研究会運営委員を担当した。