教員紹介参照<参照>

令和06年度 取組状況
所属 理学部 物理学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 教授
氏 名 青木 勇二

取組状況
教 育 ・講義
 担当科目:現代物理学の考え方、物理通論IbおよびIe、物性物理学基礎 II、物理実験学特論A、および、オムニバスである量子物質理工学ゼミ(分野横断プログラム)電子物性特論Iおよび物理セミナー
・ディラック電子系やスキルミオン格子系など、トポロジカル物質における新奇な電子輸送現象のテーマで、大学院生と学部学生の研究指導を行った。
 博士論文主査1件 修士論文主査1件、副査7。
研 究 主要成果
[1] 新規Dirac電子物質において、非従来型の正の線形磁気抵抗効果を見出していたが、パルス強磁場中の高周波数電子伝導特性測定を行い、ベリー位相観測に挑戦した。また、稀有な2例目となる第一種超伝導の発現については、その発現機構シナリオをバンド計算に基づいて提案した。
[2] 強相関電子系の典型的物質であるRT2Ge2系において、非従来型の格子異常を見出した。DFT計算と組み合わせながら、特異な電子状態の探索を進めた。
詳しくは、研究室のHPをご覧ください。
社会貢献 ・大学説明会においてマテリアルサイエンス(トポロジカル物性や超伝導)の最先端研究や物性研究の面白さを高校生に伝えた。
・アウトリーチ活動として、一般の受講生向けのオープンユニバーシティ「マテリアルサイエンスの最前線」を開講した。
・物性委員会の事務局長、物性研究将来計画小委員会の委員を務めた。