教員紹介参照<参照>

令和05年度 取組状況
所属 理学部 数理科学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 准教授
氏 名 村上 弘

取組状況
教 育 学部担当科目:
 「微分積分Id」(学部1年生向けの前期の講義科目)。
 「離散数学入門c」(工学部学部2年生向けの前期の講義科目)。
「微分積分Ie」(学部1年生向けの前期の講義科目)。
 「応用数理概論Ⅲ」(理学部3年生(主に数理科学コースの学生)を対象とする後期の科目。数値シミュレーション技術の入門講義と計算機による演習を行った)。
 「情報システム」(理学部3年生(主に数理科学コースの学生)を対象とする後期の科目。令和5年度は計算機言語Pythonを取り上げて言語の入門内容をもっぱら講義した)。
 「情報システム演習」(理学部3年生(主に数理科学コースの学生)を対象とする後期の科目。令和5年度はデータサイエンス・機械学習の入門的内容の解説と計算機による演習を行った)。
  「数理科学特別研究I」(数理科学コースの4年生のいわゆる卒業研究の前期の科目)令和5年度はデータサイエンス・機械学習について行った。
 「数理科学特別研究Ⅱ」(数理科学コースの4年生のいわゆる卒業研究の後期の科目)令和5年度はデータサイエンス・機械学習について行った。
研 究 【研究実績の概要】
・数値計算と並列計算に関する研究としては主に、大規模な行列の固有値問題に対する解法の一つであるフィルタ対角化法について、計算資源に制約のある場合に適用する状況を想定して、単数あるいはごく少数のレゾルベントから構成されたフィルタを用いる方法およびそのようなフィルタを、再直交化と組み合わせて数回程度反復適用して近似解を改良する方法について研究を行った。最近はフィルタを適用した後のベクトルの組から適切な不変部分空間の近似基底を作る従来用いてきた方法によりも良い方法が無いかについて検討をしている。また最近はさらに与えられた2つの行列同士が添字の置換で互いに移り合えるかを判定して,それが可能である場合にはその置換を具体的に示す方法について調べている.
社会貢献