教員紹介参照<参照>

令和05年度 取組状況
所属 人文社会学部 人間社会学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 教 授
氏 名 下川 昭夫

取組状況
教 育 特色ある取組としては、学校支援実習研究を行っている。これはゼミの学部3年生および修士1年生を対象とし、毎週1日1年間、小学校へ学級支援サポーターとして出向き、児童の支援を行うものである。同時に毎回支援経過の報告書を提出し、それを教員が共に考えることで児童の課題への理解を深めてゆく。また毎週のサブゼミでは、特別支援教育、発達障害、愛着の課題、など多様なテーマについて、支援の実例を通じて、理解してゆく。加えて、フィールドノーツの作り方、インタビューの方法、質的研究の方法論や関連する論文購読などを行ってゆく。
研 究 コミュニティ臨床の視点から、支援ニーズはありながらも支援にのりにくい児童生徒へのコミュニティのつながりの中でのアプローチを試みている。例えば、児童生徒への継続的な調査を通じて、病院や心理面接といった支援場面に現れにくい子どもたちも早期に取り上げ、タイムリーな介入が行えるよう取り組んでいる。また調査データを通じて、支援場面に現れにくい児童生徒の課題であったり、小学校から中学校への移行を通じてどのように中1ギャップが現れてくるのかといったことや、支援機関による支援の有無による要支援度への影響などを検討している。
社会貢献 大学外では小中学校などから支援や調査の依頼があり、それに応えている。また研究成果などを依頼された講演会等で教職員や子どもの支援に携わっている関係者にフィードバックしている。その他にも、学級・通級担任や特別支援コーディネーターなどと研究会を行ったり、障害者就労移行支援施設の支援なども行っている。大学内では教職員や院生と共に、主に児童生徒を対象とした地域に開かれた心理相談室を運営し、保護者も含めた心理的支援を行っている。また場合によっては、支援場面に現れにくい不登校児童生徒などを対象にアウトリーチとして訪問援助、学習支援などを作ることもある。