教員紹介参照<参照> |
令和04年度 取組状況 | |
所属 | 健康福祉学部 看護学科 |
職 位 | 教授、医師、医学博士 |
氏 名 | 石川 秀樹 |
取組状況 | |
教 育 | 2022年8月に本学に赴任。
・前任から引き継いだ科目(救急医学、神経内科学など)や、他講師の講座(グループワーク:トリアージ、採血実習など)の支援・助言を行った。 ・FHS(Frontier Health Science)学域の大学院を担当し、学位評価に従事した。 |
研 究 | 【主な研究対象】:災害医学、臨床医学、救急医学
「大都市における災害医療およびマスギャザリング医療への準備・教育・啓発と多職種連携による現場対応の実践的活動とそれに伴う危機管理、および労働災害による重症多発外傷の予防と治療を見据えた社会啓発活動」 ・2022年8月に赴任後、以前からの研究課題である「大都市における災害医療およびマスギャザリング医療への準備・教育・啓発と多職種連携による現場対応の実践的活動」に沿い、東京都総合防災訓練(22年9月)の計画・事前研修・指揮・事後検証、東京都台東区防災訓練(23年2月)の監修、東京国際空港救難訓練(23年3月)の支援、東京都医師会および日本医師会のJMAT研修会で講師を務めるなどの実践的活動を行った。 【学会発表(発表題目,発表大会名,年月)】 ・日本救急医学会 第50回学術集会 2022年10月19日− 21日(東京都新宿区) 「国際都市東京の玄関:羽田空港の救急医療を再考する」(口演、筆頭) ・日本臨床外科学会 第84回学術集会 2022年11月24日− 26日(福岡県福岡市) 「災害時も外科医が社会貢献し続けるために:自然災害に備えて、いま準備すべきこと」(総会特別企画)★学会優秀演題に選出された。 ・日本災害医学会 第28回学術集会 2023年3月9日−11日(岩手県盛岡市) 「改めて問い直すトリアージのあり方とタグの形式」(主題関連演題、筆頭) 【論文発表又は著書発行(発表題目,著者,発表誌又は出版社,年月)】 ・「東京都熱傷救急連絡会のデータからみる東京都の熱傷の傾向 1991年から2020年までの報告より」(共著)熱傷(日本熱傷学会雑誌)第48巻3号、pp.76-89(2022年9月) ・東京都医師会救急委員会:答申書(2023年4月刊行予定) 【科学研究費助成事業への応募状況,採択状況】 ・2023年度 基盤研究(C)(一般) (3カ年) 「大規模催事・空港等集客施設における医療提供基準策定と多職種連携による社会安全向上」 採択内定 |
社会貢献 | 上述の研究を通じ、地域社会・都および国の施設における医療対応・災害準備の向上に寄与している。
【受賞等】 ・下記の東京都財務局「大学研究者による事業提案制度:感染症に強い都市、医療が充実し健康に暮らせるまちづくり」に採択されたことで、2023年2月8日、都知事より感謝状を頂いた。 【その他(都との連携施策,特許出願など)】 ・東京都産業労働局商工部創業支援課の「令和4年度新事業分野開拓者認定商品の購入及びトライアル発注(新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者の認定商品に係るトライアル発注使用計画)」に応募し、株式会社イーズワン(荒川区)のソーラー蓄電器 「Ease SOLAR CHARGER E-700」2台を得たので、次年度以降、本来医療設備がない場所における医療需要の発生時に医療機器やコンピューター等モバイル機器を運用するための電源として使用する。 ・東京都財務局の「大学研究者による事業提案制度:感染症に強い都市、医療が充実し健康に暮らせるまちづくり」に「いきいき・あんしん在宅療養サポート:訪問看護人材育成支援事業」で応募し採択されたため、本学看護学科:織井優貴子教授らの共同提案者として次年度以降3カ年計画で活動する。 |