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令和06年度 取組状況 | |
所属 | 健康福祉学部 看護学科 |
職 位 | 教授、医師、医学博士 |
氏 名 | 石川 秀樹 |
取組状況 | |
教 育 | 【学内】
・学部生指導(救急医学、災害看護学、病態学、神経内科学、内科学、外科学、ほか)、助産学専攻科指導(災害医学) ・大学院生指導(災害リスク管理論、社会科学的保健医療論) ・学部生入試(入試委員会荒川部会委員:問題作成、英語での面接、大学入学共通テストを含む)、院生入試に従事 ・看護学科の実習/演習支援(災害医療、血糖測定実習、採血実習など)、大学説明会における模擬授業、「多職種連携・災害」の企画協力 【学外】 ・第35回日本保健学会(2025年10月開催)学術集会長として準備中 ・日本災害医学会ELSI検討委員会委員長、日本災害医学会利益相反委員会委員長、日本災害医学会編集委員会副委員長、日本外傷学会外傷専門医認定委員会副委員長、東京都医師会JMAT研修会講師、日本医師会JMAT研修会講師、東京都総合防災訓練コントローラー、東京都トリアージ研修会講師、都内複数区の災害訓練統括・助言、羽田空港航空機事故総合訓練への支援・助言、JPTEC(病院前外傷救護研修会)主催、薬剤師向け災害講習会講師、ほか多数 |
研 究 | 【主な研究対象】:災害医学、臨床医学、救急医学
「大都市における災害医療およびマスギャザリング医療への準備・教育・啓発と多職種連携による現場対応の実践的活動とそれに伴う危機管理、および労働災害による重症多発外傷の予防と治療を見据えた社会啓発活動」に沿い、東京都総合防災訓練の計画・事前研修・指揮・事後検証、東京都台東区や荒川区における防災訓練の監修・検証、東京国際空港救難訓練の支援、東京都医師会および日本医師会のJMAT研修会で講師を務めるなどの実践的活動や、産業医活動を通じた民間へのそれらの周知を継続。 【学会発表】 ・日本救急医学会 第50回学術集会 2022年10月「国際都市東京の玄関:羽田空港の救急医療を再考する」(口演、筆頭) ・日本臨床外科学会 第84回学術集会 2022年11月「災害時も外科医が社会貢献し続けるために:自然災害に備えて、いま準備すべきこと」(総会特別企画)★学会優秀演題に選出 ・日本災害医学会 第28回学術集会 2023年3月「改めて問い直すトリアージのあり方とタグの形式」(主題関連演題、筆頭) ・日本外傷学会 第37回学術集会 2023年5月「四肢血管損傷に対する病院前ターニケット使用に関する地域の実情2」(パネルディスカッション、司会) ・日本臨床外科学会 第85回学術集会 2023年11月「外科医が行うべき災害医療は止血術と手術室のマネジメントである」(ワークショップ、筆頭) ・日本救急医学会 第51回学術集会 2023年11月28日「交差点における歩行者の交通事故根絶を目的とする歩車分離式信号機の導入に向けた課題抽出」(ポスター、共同) ・日本災害医学会 第29回学術集会 2024年2月「羽田空港航空機衝突事故(2024年1月2日)医療救護活動報告 速報」(緊急報告、司会)、「査読者からみる災害医学領域における論文作成」(教育講演、筆頭)、「交差点における歩行者の交通事故根絶を目的とする歩車分離式信号機の導入に向けた課題抽出」(ポスター、共同) ・日本外傷学会 第38回学術集会 2024年4月「外傷(外科)医育成のための各施設のロードマップ作成(現在と求める理想)」(ワークショップ、司会)、「歩車分離式信号機により歩行者事故は減少する」(口演、共同) ・日本救急医学会 第52回学術集会 2024年10月「交通弱者の横断歩道上における交通事故根絶を目的とする歩車分離式信号機の導入拡大推進」(ポスター、共同) ・日本保健科学学会 第34回学術集会 2024年10月「廃校を活かした過疎地域の再構築について」(ポスター、共同)、「中国と日本の健康保の比較研究:その現状と今後の課題」(ポスター、共同) ・日本災害医学会 第30回学術集会 2025年3月「災害時のELSI:倫理的・法的・社会的課題と向き合う」(パネルディスカッション、司会) 【論文等】 ・「高齢者救急問題の現状とその対応策についての提言2024」「高齢者救急に関する用語の統一概念」(日本救急医学会高齢者救急委員会ほか、2024年12月20日公表) ・Impact of frailty on long‑term mortality in older patients receiving intensive care via the emergency department. (共著) Nature Scientific Reports. Apr. 2023(13). ・「東京都熱傷救急連絡会のデータからみる東京都の熱傷の傾向 1991年から2020年までの報告より」(共著)熱傷(日本熱傷学会雑誌)第48巻3号、pp.76-89(2022年9月) ・東京都医師会救急委員会:答申書(2023年4月刊行) 【研究費助成事業】 ・2023年度 科学研究費 基盤研究(C)(一般) (3カ年) 「大規模催事・空港等集客施設における医療提供基準策定と多職種連携による社会安全向上」 採択 ・傾斜的研究費(部局分)部局競争的経費 「小児および高齢者の交通事故根絶と後遺障害予防を目的とする歩車分離式信号機の導入に向けた課題抽出と都内主要交差点への設置計画立案」 採択 |
社会貢献 | 上述の研究を通じ、地域社会・都および国の施設における医療対応・災害準備の向上に寄与している。
・東京都保健医療局、東京都立病院機構(危機管理統括)との事業継続 ・東京消防庁との事業継続(救急隊指導医、救急相談医、救急相談センター実務委員会委員) ・東京都台東区:災害時連携体制整備部会委員 ・東京都荒川区:防災委員 ・各種学会評議員、委員会委員(日本外傷学会専門医認定委員会副委員長、日本災害医学会編集委員会副委員長、同COI委員会委員長、同ELSI検討委員会委員長を含む) 【受賞等】 ・東京都財務局「大学研究者による事業提案制度:感染症に強い都市、医療が充実し健康に暮らせるまちづくり」採択による都知事感謝状(2023年2月) 【その他(都との連携施策,特許出願など)】 ・東京都財務局「大学研究者による事業提案制度:感染症に強い都市、医療が充実し健康に暮らせるまちづくり」に「いきいき・あんしん在宅療養サポート:訪問看護人材育成支援事業」本学看護学科織井優貴子特任教授らと共同提案者として活動中 |