教員紹介参照<参照>

平成31年度 取組状況
所属 健康福祉学部 看護学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 准教授
氏 名 飯塚 哲子

取組状況
教 育 ①国立大学法人鹿児島大学学術研究院・明治大学・東京都昭島市教育委員会から依頼を受けて「デス・エデュケーション」をテーマに死と生にかかわる身近な話題を取りあげて受講生とディスカッションを行った。②2019年度から3年間計画で、高齢者教育(理論)研究の同行を整理して高齢者教育(実践)事例の蓄積から高齢者の学習についての可能性を提起した。その中で「死への準備教育」を軸に高齢者の学習について報告した。③教務委員会部会では、在学中を通して学生が学業に専念できるように委員会運営に関しての全般を支援した。また、学習に役立つ周知、情報提供に努め、円滑に学業を進められるように支援した。④キャリア支援委員会部会では、就職・進学を控えた学部・専攻科学生を対象に複数の就職支援対策講座を事務局学務課ならびにキャリアカウンセラーと協働して講演会・講座を企画・実施した。さらに、個別相談を通して、円滑な進路選択から受験、決定に至る過程を支援した。⑤荒川区内の学校保健・健康支援事業として近隣中学校の中学3年生を対象とした地域連携体験授業を母性看護学領域の教員と協同して企画・運営・実施して区内の学校保健の向上に貢献した。⑥葛飾区新小岩保健センター主催「葛飾区健康づくり推進員勉強会」講師として認知症予防支援の学習会の依頼があり、高齢者看護学領域教員と連携して企画・運営を進めた。
研 究 中高一貫教育校と本学の看護学科・作業療法学科・理学療法学科・図書館という4分野の教職員が連携した「死生学」体験学習プログラムの試行とその効果を目的として、近隣の中学校3年生30名を対象にバーチャルリアリティを活用した体験学習プログラムを実施した。その結果、リアルな医療現場を創造させる体験学習の実践は、中学生が将来にわたり職業に対する態度を大きく刺激して、職業に対する「現実的探索と暫定的選択」を検討する機会になることが示唆された。また、保健、福祉、看護など医療系専門職が円滑なコミュニケーションと情報共有を行なうことで、全発達段階にある人々に提供する医療サービスの質が向上する可能性があることが示唆された。今後は実習の中で生につながる死、死から生へのつながりを意識して実践的側面から本研究を継続していく。このことは、学習者自身の対象理解についての学習過程を把握して、死と生の連関からも対象者の抱えもつ現状の課題を探求するものである。
社会貢献 1) 飯塚哲子、現代デス・エデュケーション考―高齢社会から超高齢社会へ―、大槻宏樹編著:わたしのDeath Education第19号、早稲田大学大槻宏樹研究室、pp.102-112、2020年3月、世代を超えた学習者との対話を通して死と生について考えることへの言及とコミュニケーションの重要性を提言。2)飯塚哲子、暮らしと表現空間⑩、月刊社会教育2019年5月号、№756、pp.64-67、生活世界で生きる文化活動から人々の暮らし、いのちについて言及。3)飯塚哲子、嶋田学(図書館経営学者)対談、「主体的な生を生きる」をともにめざす、月刊社会教育2020年2月号、№765、pp.3-13、人が学ぶことの意味をテーマに成人教育の重要性について言及。4)飯塚哲子、交流する地域⑩バーチャルリアリティで認知症体験、月刊社会教育2020年2月号、№765、pp.58-59、「認知症の人の視点から体験する」ことで、認知症の人の生活の大変さを具体的に理解することが可能であると考えられた。また、バーチャルリアリティ教育は有効な手段の一つであることが示唆された。5)飯塚哲子、ほめること まつこと 可能性を信じること、明治大学社会教育主事課程年報2019年度No.29、pp.49-50、学習者の生活を見守ること、支え、支えられながら学ぶ意味とその可能性について提起。