教員紹介参照<参照>

令和06年度 取組状況
所属 国際センター
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 教授(人文社会学部人間社会学科 日本語教育学教室兼担)
氏 名 岡村 郁子

取組状況
教 育 以下のとおり授業を実施した。(2024年前期はサバティカル取得のため後期のみ)
①全学共通科目
・「国際交流概論Ⅱ」オムニバス10回
③留学生対象の日本語教育科目
・実践日本語Ⅲ
④日本語教育コース科目
「比較言語文化論・比較言語文化論特論演習・比較言語文化論研究演習(後期)」の講義(学部2~4年、大学院同時開講)
【ガイダンス、研修関連】
①国際副専攻コース
・7月・9月開催の大学説明会におけるガイダンスにてコースと入試の概要説明を行った。
・2023年度新入生に向けた入学前ガイダンスを2月・3月に実施した。
②留学派遣予定学生を対象とする研修
・事前研修(異文化適応講座、留学と就職講座)
事後研修(振り返りセッション、就職に活かす留学講座)をそれぞれ対面にて実施した。

【相談、アドバイジング関連】
①国際副専攻アドバイザーとして、副専攻コース在籍学生に対する相談を担当した。
主に国際副専攻の履修および留学についての面談を年2~3回行った。
②海外留学相談担当専任教員として、留学希望学生の相談に対応した(国際副専攻履修生含む)
研 究 ①基本研究費(テーマ「海外での就学経験者の異文化体験とその活用」)により、海外留学から帰国した大学生に対してインタビューを実施した
②2024年度~2026年度科研費基盤(c)課題「グローバル人材育成施策の受容に関する実証研究―海外で学ぶ子どもの多様性に着目して」により、シドニー日本人国際学校、ベイサイド補習校等を対象に現地にて調査を行った。
③2024年4月~2024年9月にかけて、東京都生活文化スポーツ局の受託により「TМUサステナブル研究推進機構サステナブルスタートアップ調査研究 外国人コミュニティの発掘と安全安心に関する意識調査」を実施、委託業者であるひらがなネット(株)とともに二次インタビュー調査を実施し、東京都への報告をまとめた。
④海外子女教育振興財団が受託した文科省受託プロジェクト「在外教育施設の特色化教育プログラム促進事業(AG+)」により、補習校OBOG対象アンケート調査を実施し、文科省への報告書をまとめ、2024年6月の異文化間教育学会にて発表した。
⑤「帰国子女教育再考」研究会において、月一度の研究会出席・報告等を行った。2024年6月の異文化間教育学会にてケース・パネル発表を行った。
【執筆等】
①「TМUサステナブル研究推進機構サステナブルスタートアップ調査研究 外国人コミュニティの発掘と安全安心に関する意識調査」調査結果報告」
②多文化共生社会の構築を目指す支援者・当事者の取り組み-TMUサステナブル研究推進機構サステナブルスタートアップ調査より-
岡村郁子, 市江愛, ラナウィーラゲ エランガー, 佐々木リディア, 吉岡ラファエラ
国際学報,東京都立大学国際センター (3) 2025年3月
③文科省受託プロジェクト「在外教育施設の特色化教育プログラム促進事業(AG+)」2024年度実施報告、海外子女教育振興財団
【学会発表】
①ケース・パネル発表「「海外子女教育研究」をひらく ―多領域との接続可能性― 」渋谷 真樹, 瀬尾 悠希子, 高橋 薫, 芝野 淳一, 澁谷 優子, 山田 亜紀, 小林 聡子, 岡村 郁子、第45回異文化間教育学会年次大会(金沢大学) 2024年6月23日
②ポスター発表「補習授業校での学びに関する一考察 ―OBOGへの質問紙調査の結果から― 」岡村郁子,第45回異文化間教育学会年次大会(金沢大学) 2024年6月23日
社会貢献 ①海外子女教育振興財団が受託した文部科学省プロジェクト「在外教育施設の特色化教育プログラム促進事業(AG+)」において、研究員として、調査研究、助言、授業指導などを務めた(任期5年中3年目)
②経営企画室都連携推進係を通した東京都文化生活スポーツ局の依頼により、「TМUサステナブル研究推進機構サステナブルスタートアップ調査研究 外国人コミュニティの発掘と安全安心に関する意識調査」を実施した。
③異文化間教育学会にて、理事、学会誌編集委員、優秀論文賞選考委員を務めた。
④埼玉県多文化共生ボランティア育成研修における講師を務めた。