教員紹介参照<参照>

令和05年度 取組状況
所属 都市環境学部 環境応用化学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 助教
氏 名 棟方 祐一

取組状況
教 育 学生の自己学習の機会を増やすため、引き続きオンラインコンテンツの充実を図った。特にプレゼン資料の作成方法やグラフを用いたデータ解析といった実用的なコンテンツの充実を図った。また、学生が学習目標の達成度をより正確に判断し、不足する部分を自ら的確に補えるようにルーブリックにAI分析を組み合わせたツールに関する検討を開始した。学生がより気軽に質問や相談に来られる工夫も進め、成果が得られているのでこの点も引き続き充実させたい。
研 究 環境負荷が小さく安価なグラフェン系材料に着目し、中温無加湿燃料電池用の電極触媒設計を進めた。電子供与性の元素がドープされたグラフェンを触媒担体に用いることで触媒活性が高まることを見出した。また、グラフェンの高結晶性が触媒に優れた耐久性を付与することも見出した。二次電池に関しては電極構造の設計による寿命特性の改善に取り組んだ。二酸化炭素や窒素の固定に関する萌芽的な研究も開始した。
社会貢献 電気化学的なエネルギー変換の重要性を理解していただくため、企業の研究組合での講演や各学会のイベント運営、講演に積極的に取り組んだ。