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令和06年度 取組状況 | |
所属 | 都市環境学部 建築学科 |
職 位 | 准教授 |
氏 名 | 壁谷澤 寿一 |
取組状況 | |
教 育 | 修士3名,学部5名の論文指導を行った.修士論文主査3件,副査2件,博士論文外部副査1件を務めた.
国際地震工学研修「津波避難ビル・津波荷重」「重要建物の地震リスク対策強化研修」の研修講師を務めた 鉄筋コンクリート構造計算規準2024の講習会講師を務めた |
研 究 | 1. RC造耐力壁のせん断剛性に軸力の影響を反映可能な簡易モデルを提案し,汎用的な構造設計プログラムに導入可能か検討した。
2. スラブ付き架構実験に基づき中立軸位置を軸力から推定する方法を示した。変形角1%でスラブ全幅有効時モーメントが発生することを示した。 3. 実大建物の基礎浮き上がりとすべりの同時発生により生じる基礎回転量は基礎すべり速度と最も相関が高いことを明らかにした。 4. 海底勾配を有する水理実験について2次元解析を行い,衝撃波圧を低減させるための海岸線からの距離について検討を行った 5. ピロティ構造物の水理実験について3次元解析を行った。ピロティ架構の天井部分に作用する波圧について検討を行った。 |
社会貢献 | 日本建築学会 RC運営委員会幹事,荷重運営委員会幹事,災害本委員会幹事,RC規準改定小委員会幹事,津波荷重小委員会主査,扁平梁スラブの構造設計法 検討WG 主査,日本コンクリート工学会 津波被害軽減化技術に関する研究委員会委員長,コンクリート構造物の性能評価型耐震設計法の日米比較に関する研究委員会幹事,関東支部 地震災害調査連絡会副代表 ,FIB TG2.13 Design and assessment for tsunami loading を含め学会の調査研究広報活動に協力した.日本建築センターの事業継続・防災拠点等建築物評定委員会の委員を務めた。都立武蔵高校で建築物の耐津波設計に関して出張講義を行った |