教員紹介参照<参照>

令和03年度 取組状況
所属 都市環境学部 都市基盤環境学科
学部・コース等
研究科・専攻等
職 位 教授
氏 名 小根山 裕之

取組状況
教 育 新しい対面授業の実践として,動画教材を事前視聴させ,対面とインターネットを活用した理解促進を促す授業を一部試行した.学生の受容性向上や進め方の工夫など改善点は多々あるものの,学びの質向上につながった.また,特別研究,修論の学生に対しては,オンラインと対面をうまく併用しつつ実践的研究能力の育成に努めた.また,学生の積極的な外部発表を促した.
研 究 1) 高速道路の渋滞対策としての走光型視線誘導システムについて,自動運転車両混在下における非渋滞流における追従挙動分析,シミュレーション分析により交通流率の増加効果を明らかにした.また,渋滞流においてもドライビングシミュレータ実験によりその効果を明らかにした.
2) 運転者の休憩場所選択モデルを構築し,その妥当性を検証するとともに,道の駅の休憩機能評価手法を提案した.また,道の駅の交通結節点機能に着目し,施設及び立地の観点から評価する手法を提案した.
3) 信号交差点の性能評価の研究として,飽和交通流率の変動要因の分析,観測に基づく飽和交通流率の設定手法の検討,複雑な交差点形状における灯器位置の影響等の分析を行った.
社会貢献 学会活動としては交通工学研究会において,研究委員会副委員長ほか複数の委員会に参画し中核的役割を担った.また,外部委員会として,日野市,あきる野市,NEXCO総研,NEXCO中日本,首都高速道路の委員会,検討会に委員長,座長などとして参画し,技術的検討,施策立案に中心的役割を果たした.その他,国土交通省道路局,東京国道事務所,警察庁などの委員会に委員として参画した.