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経済経営学部 室田一雄教授が「日本応用数理学会 第9回業績賞(2019年)」を受賞しました

 2020年6月26日に、本学の室田一雄教授が日本応用数理学会 第9回業績賞(2019年)を受賞しました。

日本応用数理学会 業績賞

 日本応用数理学会業績賞は、応用数理分野において、顕著な業績をあげたものを表彰し、応用数理および日本応用数理学会のさらなる発展をはかることを目的としています。業績賞は「A. 理論を重点とするもの」「B. 応用を重点とするもの」の2つの分類からなり、この度の受賞は、「A. 理論を重点とするもの」に該当します。

受賞者

経済経営学部 室田一雄教授

経済経営学部 室田一雄教授

受賞業績名

『離散凸解析の研究』

受賞概要(日本応用数理学会HPから抜粋)

 室田一雄氏は、最適化を中心として、数値計算法、マトロイド理論のシステム解析への応用、群論的分岐理論の構造工学への応用、計算幾何学、空間経済学など数理工学の様々な分野に渡って、優れた研究成果を挙げると共に、数々の著書を通じて、数理工学の教育・普及に多大な貢献をしてきた。

 最適化は人間社会のあらゆる活動に関係する重要な数理手法である。離散変数の最適化問題は一般にNP困難性という計算量的な難しさをもつが、その一方で、マトロイド性や劣モジュラ性をもつ離散最適化問題は効率的に解けることが知られている。室田氏は、離散と連続の最適化を統一的にみる方法論として、離散凸解析の理論(双対性、分離性、計算効率性などを含む理論体系)を創始し、その応用を推進した。室田氏のこの業績は国際的に高い評価を得ている。

 離散凸解析の成果は、最適化分野に留まることなく、機械学習、ゲーム理論、経済学、計算機科学など様々な分野へと波及し、室田氏の一連の論文、著書はバイブル的なものとなって多大な影響を与えている。

 このような室田氏の研究と諸活動の実績は日本応用数理学会業績賞を贈るに相応しいものとして高く評価されるべきものである。

主要著書

K. Murota (2000):Matrices and Matroids for Systems Analysis, Springer.

室田一雄 (2001):離散凸解析, 共立出版.

K. Murota (2003):Discrete Convex Analysis, SIAM.

杉原正顯, 室田一雄 (2009):線形計算の数理, 岩波書店.

K. Ikeda and K. Murota (2019):Imperfect Bifurcation in Structures and Materiala---Engineering Use of Group-Theoretic Bifurcation Theory,Third Edition, Springer.

参考

教員情報:経済経営学部経済経営学科 室田一雄教授

日本応用数理学会ウェブサイト 外部リンク

日本応用数理学会 第9回業績賞(2019年度) 外部リンク

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