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[学生広報チーム]都立大生への励ましに ー都立大コロナ対策学生生活支援プロジェクトー

「都立大コロナ対策学生生活支援プロジェクト」は、人文社会学部教員の野元先生を世話人とする、学生やOBを交えた有志の団体。20人ほどのボランティアメンバーで活動している。今年入学した新入生もいるそうだ。野元先生にお話を伺った。

野元先生)
―大学院生の生活事情を聞いたことがきっかけでした。

この活動のきっかけは、受け持つ大学院生との会話での気づきだったそう。

野元先生)
―「最近は野菜を食べられていない」ということを聞いて、これはいかんなと。指導している学生以外にも困っている学生がいることは聞いていましたし、給付金を待つよりも支援が必要だと判断しました。

野元先生はご自身の研究分野から、普段から社会活動にふれており、リーマンショック時の外国人支援や東日本大震災の際の支援活動も経験したそうだ。

野元先生)
―支援物資やカンパは、大学の教職員の方や都立大のOBOG、地域の方、プレミアムカレッジに在学中の方など多くの方々から支援していただいています。

支援物資は米や野菜、パスタ、カップ麺、缶詰、お菓子など様々でかなりの量だ。学生はそれらを袋いっぱいにもらって帰る。中には300㎏ものお米を送ってくださったOBもいたそう。

野元先生)
―支援した学生は全部で150人くらい。南大沢で130人程度、日野・荒川キャンパスで10人ずつくらいの学生に配布できています。支援を受けるための事前登録者数は300人近くになりました。

これだけの人数の学生を支援できているのは、物資等の支援をしてくれる方々と、ボランティアに協力する学生やOBOGがいるからであろう。

野元先生)
―(ボランティア活動では)学生がかなり働いてくれています。学生が指示して、OBが動くことも(笑)。とても助かっています。

ボランティアの学生は、支援を受けに来た学生に誘導・物資配布している。受付をしながら、てきぱきと活動を指示しているボランティア学生に話を聞くことができた。

ボランティア学生)
―友達が困っていたことがきっかけでした。海外でボランティアを経験した後で、自分の「助けになりたい」という気持ちと、支援できる機会がちょうどあって。普段はそんなにホスピタリティ精神にあふれているわけじゃないんですけど(笑)。

学生一人一人に丁寧に対応している彼女達はいきいきと活動していた。

支援を受けた学生)
―バイトがゼロになって収入がほとんどなくなって。なかなか買い物にも行けなくて。でも週一でこれだけの支援がいただけて本当にありがたいです。
―生活していて、人に会えないことがさびしくて。この支援はとても助かっています。

支援を受けた学生はみんな感謝の言葉を口にして帰路につく。マスクにも隠しきれない笑顔があふれている。

 

野元先生)
―生活に困窮することもそうですが、学生が精神的にまいってしまうこともとても心配なんです。この活動自体が、学生に対しての励ましのメッセージになればいいなとも思っています。ボランティアの学生も感謝の言葉に励まされていますね。

一人暮らしで誰とも会わない・話さないという日もあるだろう。そんな心細い学生にも,野元先生をはじめとするボランティアの皆さんは支えになっている。

野元先生)
―6月末まではこの支援を続けられればと考えています。そのためにボランティアメンバーの健康管理も徹底しています。

 

ボランティアメンバーの想い、支援してくださっている方々の想いが、少しでも多くの都立大生に届くことを願う。

 

(学生広報チーム3期生 黒須康太)

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