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平成30年4月から行われる組織再編成後の情報を表示しています。

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人文学科

自由と自主がモットーの人文科学系8教室で、横断的な学びを実現します。

人文学科 イメージ

コンセプト

古代ギリシャにおいて「哲学」は、学問一般を意味していました。今日の諸科学は、思索することを旨とした哲学を祖として、見つめるテーマを絞ったり、新しく生まれた実験科学などの手法を取り入れたりしながら枝分かれ、発展したといってもいいでしょう。

人文学科は、学問の祖ともいえる哲学と、それに隣接する人文科学の諸分野からなる学科です。古代ギリシャ・ローマ時代の文学を研究する西洋古典学、人間の足跡を研究する考古学と歴史学、人間のうみだした文化、芸術、文学などを学ぶ五つの言語圏文化論、そして研究理論を重視した表象文化論という新しい学問領域など、多様で多彩な分野をそろえています。

人文学科では、各教室の専門を究めるとともに、たとえば歴史と思想、宗教と社会、言語と文化、時間と空間など、教室をまたぐ横断的な学びも積極的に取り入れ、大学教育の基本理念である自由と自主を大切にしたカリキュラムを編成しています。

哲学(哲学・西洋古典学)教室

主要な哲学者の思想を学ぶことができます。具体的には、古代ギリシャのプラトンやアリストテレス、近世ヨーロッパのデカルト、スピノザ、マールブランシュ、ロック、ヒューム、カント、ヘーゲル、現代英米の分析哲学、特に言語哲学や論理哲学に関わりの深いフレーゲ、ラッセル、ウィトゲンシュタインが例として挙げられます。これらの哲学者の思想を、存在や認識、倫理、論理、言語といった、各自の興味にそって深く学ぶことができます。

また西洋古典学では、古代ギリシャ語とラテン語を習得し、韻文や散文の形で書かれた古典作品を読み解くことで、西洋文学や西洋文明全般の源泉を深く学ぶことができます。

歴史学・考古学教室

日本史・東洋史・西洋史・考古学の各領域を学ぶことができます。各領域の専門家である教員が、その研究成果を披露したり、あるいは歴史研究に欠かせないフィールドワークに学生を同行させたりなどして、一層の興味を誘う教育を展開しています。

歴史学・考古学分野の目標は、4年間という限られた時間を有効に使うため、時代や地域の限られた問題にスポットをあてながらも、その追究を通じて人類史・世界史の立場から歴史を総合的に把握する力を養うこと。
2年次のコース・分野選択から4年次の卒業論文執筆まで、歴史学と考古学をめぐる時代と時間を超越した学びが、そんな力を養います。

表象文化論教室

多様で多彩な芸術や文化に幅広い観点からアプローチできる研究・教育の場です。イメージ論、視覚文化論、パフォーミング・アーツ研究、音楽文化論、伝統芸能研究、言語芸術論などに取り組む芸術表象研究と、文化的事象を制度・権力・身体・メディアといった視座から検討する文化表象研究が主要な研究領域です。表象文化論では20世紀半ば以後著しい発展を遂げた文化・芸術に関わる理論的探求の成果、すなわち現代思想、記号論、精神分析、ジェンダー論、カルチュラル・スタディーズ、批評理論、メディア論、図像学、映画理論などのもたらした方法論的成果を重視しています。こうした理論や方法論を踏まえた上で、美術、映画、音楽、演劇、文学、舞踊から、広告、デザイン、ファッション、マンガ、テレビドラマにいたるまで、あらゆるジャンルの作品、作家、運動などを研究対象として扱っていきます。

日本文化論教室

日本語と、古代から現代にいたる文学を通して日本文化の本質に迫ります。教員は、日本語学、古事記や万葉集、平安期の和歌や物語文学、江戸期の文学、近現代の文学の研究者で、授業では、現代日本語の統語論・意味論、古代の文字表現論、歌の系譜論、近世の小説史や文芸思潮、近代の小説と批評、表現文化など、多様なジャンルの研究成果を取り上げます。学生は、講義や少人数の演習を通じて、日本語分析の方法、文献資料の扱い方、文学作品の読解や批評の方法などを学びます。そして、自由闊達な議論の中から自分の研究テーマを見いだし、4年次には集大成としての卒業論文に臨みます。

中国文化論教室

実利ばかりを求める価値観が、世界中のあちこちで衝突を生み出しています。こんな時代だからこそ、〝実学″を標榜しない〝虚学″である「文学」を通した文化研究の価値が高まっています。ここ数年来の日中の緊張関係は周知の通りです。その背景に、お互いの文化に対する認識不足があることは間違いありません。いまこそ両者が見つめ合い、理解を深めるために、市民レベルでの交流を深める必要があります。当教室は悠久の歴史をもつ中国の文化に、言語、文学、思想、芸術などの側面からさまざまな方法でアプローチしていきます。

英語圏文化論教室

イギリスとアメリカの言語文化のほか、アフリカ・インドなどの英語圏の文化や文学も学びの対象です。これらの地域の歴史と言語文化に関する幅広い知識を講義科目で身につけ、演習科目ではその知識を活用しながら議論と思考を重ね、現代を創造的に生きるために必要な問題発見能力と解決する能力を涵養していきます。もちろん、英語の文献読解力、コミュニケーション能力、自己表現力といった言語運用能力を高めるための科目も多数配置。言語と文化を異化し相対化できる批判精神により、学生各自が現代を生きるための創造的ヴィジョンを構築することが教育目標です。

ドイツ語圏文化論教室

ドイツ語は、ほとんどの学生が大学入学後に学びはじめる言語です。その新鮮な興味は、語学ばかりでなく、ドイツ語圏の文学や思想のほか、文化全般に広げて学ぶことでさらに広がるに違いありません。ドイツ語で書かれたもの、話されるものすべてが学びの対象。ドイツ語初心者として、興味のおもむくままに、自由に学べる環境を提供しています。また、ウィーン大学との交換留学制度があり、ネイティヴスピーカーによる会話の授業も豊富に揃え、ドイツ語の運用能力を高めることにも力を注いでいます。授業の大半は少人数のゼミ形式で、各自の自主性を重んじながら、きめ細かい教育・指導を行っています。

フランス語圏文化論教室

フランス語圏文化論では、フランスの長い歴史と伝統のなかで、言語、文学、思想、芸術、文化などのさまざまな領域を学ぶことができます。本教室の学びの雰囲気はフランスの気質と同様に自由で闊達です。また同時に、授業では堅実なテクスト読解や分析の精神が受け継がれ、問題意識の独創性と論証手続きの厳密さが重視されます。レンヌ第2大学との交換留学制度など、長期・短期のフランス留学の機会が提供されており、フランス人留学
生と日常的に交流する機会があります。資格取得として実用フランス語技能検定試験(仏検)の対策授業が設けられ、フランス人教員による実践的な授業(会話、作文)が充実していることも本教室の特徴です。

概要

大学院人文科学研究科
文化基礎論専攻、文化関係論専攻

カリキュラム

1年次は全員が基礎教養科目を学び、2年次に各分野を専攻します。しかしその後もそれぞれの専門分野を学ぶだけでなく、横断的な受講も可能。たとえばフランス語圏文化論教室で学びながら歴史学・考古学教室で西洋史を履修したり、英語圏文化論教室に軸足を置きながら、その比較対象として日本文化論教室・中国文化論教室の科目を履修するなどは視野を広げたり、比較研究に臨むベースを築くことになるので、むしろ奨励しています。また、考古学の発掘調査など、フィールドワーク実習の授業も開講。4年次の卒業論文・卒業研究は全教室とも必修です。

求める学生像

  • 国際的な舞台で活躍したいと思う人
  • 自分の意見をしっかりと言葉で伝え、異なる意見にも耳を傾けることのできる人
  • コミュニケーション能力を磨きたい人
  • 世界のさまざまな文化にふれてみたい人

人文学科には多様な選択肢があります。いまはまだ進路を決めかねていても、上記のような人になりたいという思いがあれば、きっと学びたいものが見つかります。

所属教員一覧

アドミッション・ポリシー

(クリックで表示)

人文学科は、人間・社会・文化への広い関心をもとに、哲学、史学、文学、芸術などに関する人文社会諸学の原理や研究方法を習得することを目標としています。また、学んだ成果を言葉で表現し、発信することのできる、社会の形成者の育成を目的としています。

【求める学生像】

人間・社会・文化に関する広い関心と強い探究心をもつと同時に、とりわけ哲学、史学、文学、芸術などを対象とする人文学の原理や研究方法を学ぶ意欲をもつ人

【高等学校段階までに修得すべき学力・能力】
  1. 高等学校の段階で幅広く修得した教科に関する基礎的な学力と知識
  2. 基礎的な言語能力にもとづく思考力と表現力
  3. 哲学、史学、文学、芸術などに関する広い関心と強い探究心
【入学者選抜の基本方針】

一般入試においては、高等学校等において基本とされる教科を幅広く学習し、十分な基礎学力を修得し、基礎的な言語能力にもとづく思考力と表現力を身につけた学生、特に哲学、史学、文学、芸術に関する能力に優れた学生を選抜します。また、その他の入試においては、人間・社会・文化に関する広い関心と強い探究心をもち、自律的に学んでいく意欲をもつ学生を選抜します。

  • 一般選抜
    大学入試センター試験において、国語、理科、外国語、地理歴史・公民、数学(5教科または6教科)を課し、高等学校の主要教科科目の基礎学力を測り、特に1の能力に優れた学生を選抜します。
    • (1) 前期日程
      大学入試センター試験のほか、個別学力試験においては、国語、外国語、地理歴史または数学の記述形式の試験を課すことによって、2及び3の能力に優れた学生を選抜します。
    • (2) 後期日程
      大学入試センター試験のほか、個別学力試験においては小論文を課すことによって、1から3の全ての能力を測ります。
  • 多様な選抜
    • (1) 指定校推薦入試
      本学科が指定する高等学校学校長が推薦する学生を対象とした選抜です。出願書類および面接(口頭試問を含む。)によって、1から3の能力を総合的に判定します。
    • (2) アドミッション・オフィス(AO)入試
      ・グローバル人材育成入試
      国際社会で活躍することを目指す人を選抜します。TOEFLなどの外部英語試験で所定のスコアを有し、かつ高等学校等で成績優秀な人を対象にして、出願書類、小論文、面接(口頭試問を含む。)及び大学入試センター試験によって、1から3の能力を総合的に判定します。
    • (3) 特別選抜
      ・社会人入試
      TOEFL公式スコア、小論文、プレゼンテーション及び面接により、1から3の能力を総合的に判定します。
      ・帰国子女入試
      帰国子女を対象とした選抜です。出願書類、学力試験(国語・地理歴史・外国語)、面接(口頭試問を含む。)によって、本学科が求める学生像に合致し、1から3の知識・学力・能力を有しているかを総合的に評価します。
      ・中国引揚者等子女入試
      中国引揚者等子女を対象とした選抜です。出願書類、学力試験(国語・地理歴史・外国語)、面接(口頭試問を含む。)によって、本学科が求める学生像に合致し、1から3の知識・学力・能力を有しているかを総合的に評価します。
      ・私費外国人留学生入試
      私費外国人留学生を対象とした選抜です。日本留学試験の成績、TOEFLのスコア、学力試験(小論文)、面接(口頭試問を含む。)によって、本学科が求める学生像に合致し、1から3の知識・学力・能力を有しているかを総合的に評価します。

「学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」及び「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」

人文学科の構成

      • 哲学(哲学・西洋古典学)教室
      • 歴史学・考古学教室
      • 表象文化論教室
      • 日本文化論教室
      • 中国文化論教室
      • 英語圏文化論教室
      • ドイツ語圏文化論教室
      • フランス語圏文化論教室
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