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フィリピン大学から短期留学生4名を受け入れ、実習を通じて交流を深めました

プログラム概要

 フィリピン共和国フィリピン大学ロスバニョス校の学部生4名が2016年6月12日から7月20日までの約40日間にわたって本学の都市環境学部・都市基盤環境コースに短期留学し、現場見学・実習・研究などを行いながら、交流を深めました。首都大学東京とフィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)は交流協定を締結しており、本学からは大学院生をUPLBに中期派遣し(約4ヶ月間)、その交換としてUPLBの学生が来日しました。受け入れは「首都大学東京国際交流プログラム:日比両国の水問題をテーマとした学生相互の気づきのプログラム(H28年度)」に基づいており、以下の4つの内容を実施しました。

  1. 都心を流れる荒川・隅田川を船から見学し、都市部の治水技術を体感しました。 
  2. 琵琶湖疎水,日吉ダム(京都)および小河内ダム(東京)を見学し、我が国の水資源管理技術に関する理解を深めました。 
  3. 現場実習では、八王子を流れる浅川に行き,河床材料調査や流速調査を実施し、河川の治水容量を向上させるための遊水池計画を立案しました。 
  4. ミニ研究として、「多摩川の懸濁土砂輸送モデルの構築」「荒川・隅田川の塩水遡上シミュレーション」「都市河川の貯留関数モデルによる流出解析」「多摩川の治水計画の立案」を一人ずつ実施しました。その成果を最終日(7月19日)に発表し,首都大生が多数参加して活発な討議を行いました。 
交流の成果

 本プログラムには、首都大の学部生および大学院生の約60名が参加しましたが、彼らはUPLBの学生から大学教育や国際化などの面で大いに刺激を受けました。例えば、UPLBでは授業が朝7時から夜7時まで行われており、専門科目の理解度や研究に対するモチベーションも非常に高いのです。そのため、首都大生は彼らと交流することで、勉強の意欲が高まりました。さらに、英語での議論を通じて、英会話の能力だけではなく、専門知識とコミュニケーション力が重要であることを首都大生は認識できました。その結果、3名の学部生がフィリピンへの留学を希望し、本学の派遣制度により夏休みや春休みに短期・中期留学することが決定しました。また、UPLBの学生も、将来は首都大の大学院に進学したいと言って帰国しました。今後も、交流事業を推進し、双方の学生が高めあっていけるようにします。

留学生からのお礼の手紙

 海外留学は私の夢でしたが、今回、首都大とフィリピン大学の交流協定のおかげでそれが実現しました。40日間の滞在を通じて、私は自分の専門分野について多くを学べました。さらに、都市基盤環境コースの様々な研究室を訪問したり、実験に参加させてもらうことで、他の分野のこともたくさん学ぶことが出来ました。文化や言語の違いから、当初は生活面で苦労しました。しかし、先生方や学生達は協力的で、日本の文化や言葉も教わりましたので、すぐに馴染めました。首都大での勉強や日本での生活はとても素晴らしく、記憶に残る経験だったと言えます。そして、私は再び首都大に戻って、より高度な学びを習得したいと希望するようになりました。

(担当:都市基盤環境コース 准教授 横山 勝英)
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