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物事の仕組みを解明し、研究者として理解を深める醍醐味を味わい続けたい

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井並 頌

理工学研究科 生命科学専攻 博士課程後期
細胞遺伝学研究室所属
首都大学東京 都市教養学部 都市教養学科卒
千葉県出身

Q1.大学院への進学はいつごろ、なぜ決めましたか。

ラボでアルバイトをしていたこともあり、もともと先生方と話す機会が多い学生でした。そのような気さくな先生や院生の先輩方に毒され(笑)、将来は研究機関で働けたらいいなと思うようになったのが最初のきっかけです。大学院への入学の際には他の大学・研究機関の受験も考えましたが、所属していたラボでの研究生活が非常に楽しかったこと、指導教官が信頼できる先生だったことから、そのまま進学することにしました。

Q2.研究しているテーマと、その目的や内容をできるだけ具体的に教えてください。

大きな研究テーマは “長期記憶が作られる分子メカニズムの解明” です。長期記憶が作られるためには脳内で神経と神経がしっかりと手をつなぐことが重要だと考えられています。その際には神経細胞の中で遺伝子発現が行われ、生理学的な特性が変化することが知られていました。私はショウジョウバエのオスがメスに振られる記憶 (俗に言う失恋の記憶) を利用して、学習により発現が変化するapterous遺伝子を同定しました。 現在、この遺伝子がどの脳領域で発現してどのような生理学的な変化を引き起こしているのかを調べています。 また、睡眠により記憶の形成が促進されることがよく知られていますが、そのメカニズムについても解明を目指しています。学習の際に手を繋ぎあった神経が、睡眠によりどのように変化するかを調べています。

Q3.大学院での「学びの醍醐味」はどんなところにあると思いますか。

自分の頭で思考を行い、自然の仕組みを解明するプロセスにあると思います。詰め込み型の「知識」自体はそれほど面白くなくて(最低限は必要ですが…)、思考のプロセスを広げて新しい理解を深めていくことが醍醐味です。特に、勉強をしていくと色々なことに“気づく”ことが多くなってきた気がしています。この瞬間が、自分が一番研究を楽しんでいるのではないかなと思っています。

Q4.将来の夢や目標を教えてください。また将来、どんな分野・職業に進みたいと思いますか。

将来の夢は、研究機関で大学教授などの研究室を主催出来る立場につくことです。物事の仕組みを解明していくプロセスが楽しいため、基礎研究を続けられるような立場でいられたらいいなと考えています。

※登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時のものです。

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