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大学院への進学

すべての学部に対応した研究科を設置して、大学院進学を支援しています。

キャンパスイメージ

大学(学部)で身につけた専門知識・技能の高度化、あるいは多様な専門性の獲得をめざして、卒業後の進学を志す学生が増える傾向にあります。大学院への進学は、研究職へのステップとしてばかりでなく、キャリア形成の選択肢のひとつとしても定着しています。研究職や開発職の採用条件として、大学院修了者を掲げる企業等も少なくありません。
首都大学東京は、学部完結型の教育に加えて、大学院進学を見越した継続型教育にも力を入れており、全学的にきめ細かい教育と質の高い最先端の学問の研究を行っています。学内進学者をフォローアップする制度も用意して、進学希望の学生のニーズに応えています。

学内進学制度
首都大学東京大学院への進学を希望し、学部において優秀な成績をおさめている学生に対して、筆記試験などを免除する学内進学の制度があります。
※人文科学研究科、社会科学研究科(経営学専攻)、人間健康科学研究科を除く。

早期卒業制度
理工学系、都市環境学部、システムデザイン学部には、大学院進学を見越し、一定以上の成績をおさめている学生を対象に、3年次修了段階で学部の卒業を認める早期卒業制度があります。

奨学金制度
首都大学東京の大学院生対象の法人独自の奨学金制度として、博士後期課程研究奨励奨学金及び大学院生支援奨学金を全学的に設けています。

大学院生国際学術会議派遣支援事業
外国で開催される国際学術会議へ大学院生を派遣することにより、国際的視野を有する優秀な研究者の育成・確保を図ること等を目的に、予算の範囲内で旅費を支給する事業を、全学的に行っています。

ティーチング・アシスタント(TA)制度
大学院生の教育力向上と経済的支援を目的として、TA制度を充実させています。教員とともに本学の授業をサポートする経験により、自らのキャリア形成を図ることができます。

大学院の構成

人文科学研究科

本学の高度な人文科学研究の伝統を引き継ぎつつ、時代の変化に即応しながら発展してきた人間・文化・社会に関わる4つの研究領域(社会行動学・人間科学・文化基礎論・文化関係論)によって構成されています。学生募集はこの4専攻をさらに細分化した「分野」または「教室」の単位で行われ、入学者は当初から学際的な環境のもとで高度な専門的研究に携わることができます。

社会科学研究科

50年以上の伝統と研究の蓄積を踏まえ、新しい時代の法学・政治学・経営学・経済学を牽引する有能な職業人・公務員の養成をめざします。各専攻においては、恵まれた研究教育環境を活かして密度の高い教育が行われています。また、法曹養成に特化した教育を行う「法科大学院(ロースクール)」、経営に対する高度な専門知識と分析能力及び論理的思考力を持った職業人の育成をめざす「ビジネススクール」が設置されています。

理工学研究科

4つの基礎科学分野と2つの基幹工学分野からなる6つの専攻において、体系的・総合的な基礎知識の上に立ち、課題発見・課題解決力を高めるための特色ある教育プログラムを実践しています。特に、異分野経験の機会を積極的に提供することを通して、広い視野を持つ独創的な研究者や高度な専門家を育成しています。研究活動においては、世界のトップレベルにある基礎的・基盤的研究だけでなく、その成果を基に応用展開を図ろうとする研究や国が支援する大きなプロジェクト研究も数多く進めています。

都市環境科学研究科

安全・安心・快適な都市環境の創造と持続的な発展を可能にするため、世界最先端の基礎研究から現場密着型の実践研究までを幅広く追究しています。また、6つの学域をつなぐ学域横断型講義も行われ、都市の物的・社会的環境に関し深く広い視野を持った専門家を育成するための教育体系が整備されています。留学生(特にアジアから)も多く、社会人の大学院生も、基準年限を超えて在籍可能な長期履修制度等を活用し学んでおり、自治体や民間、NPO、被災地域等との連携研究に大学院生が参加することも珍しくありません。

システムデザイン研究科

知能機械システム※、情報通信システム、航空宇宙システム工学、経営システムデザイン、インダストリアルアートの5学域による教育・研究活動を通じ、社会を支える研究者/エンジニア/クリエイターを育成します。時代を先導するシステムを実現する「システムデザイン力」を身につける研究プロジェクト演習、実社会のニーズと産業界における研究開発を理解する大学院講義など、工学の実学的側面に力点を置く人材育成に力を注いでいます。各学域は、公開の期末評価の実施により、授与する学位の質を保証します。

※ 2015年度から、「ヒューマンメカトロニクスシステム学域」は、学域名を変更しました。

人間健康科学研究科

大都市で生活する人々の健康に関する研究を行っています。本学の使命の1つである「活力ある健康長寿社会の実現」に貢献する研究は本研究科の最重要課題であるとともに、生命の誕生から終焉までの多種多様な保健・医療課題に応える研究も重要です。このような観点から、健康に関わるさまざまな分野の高度実践専門家、先端研究者の育成をめざしています。6つの学域からなり、基礎的研究から臨床研究、フィールド調査に至る幅広い研究に対応し、昼夜・土日も開講するなど大学院生のニーズを反映していることも特徴です。

大学院生インタビュー

大学院生1

文系学部から理系研究科への進学でしたが、先生や先輩の支援を受けて実現しました。

宮田 夏奈実
都市環境科学研究科 都市システム科学域
博士前期課程 東京都出身

学部では法学系政治学コースで主に行政学を学び、人間健康科学副専攻コースも履修。制度や条例、食や健康といった観点からまちづくりを学ぶなかで、まちづくりのプロセスにおける市民参加について、実際のプロジェクトを通して研究したいと考えるようになっていきました。そして3年次の10月、進路を真剣に考 えた結果、公務員志望から大学院進学への転換を決意。大学院入試対策として、過去問の研究や都市計画関連の参考文献を精読したほか、TOEIC対策にも力 を入れました。ゼミや副専攻の先生方からも関連するシンポジウムやワークショップをご紹介いただき、部活の先輩からのアドバイスも参考になりました。首都 大大学院を選んだ理由は、教授陣の指導の手厚さにありますが、実際に修論中間発表の機会も多く、さまざまなプロジェクトを通して日々成長を感じられます。
大学院生2

ゼミの先生に勧められた専門書を読み、過去問にもあたって準備を進めました。

橘 ゆう
社会科学研究科 経営学専攻
博士前期課程 東京都出身

大学入学時から大学院進学を視野に入れていたわけではありません。当時の私にとって大学院はむしろ縁遠い存在。卒業後のことをそれほど考えていたわけではないけれど、おそらく「就職するだろうな」と思っていました。そんな私が大学院を意識するようになったのは、2年次に受講した長瀬先生の「意思決定論」がきっかけでした。消費者の意思決定にいたる心理的プロセスを読み解くという、経営学と心理学が融合したような課題に惹かれ、そのまま長瀬ゼミに入室。大学院進学に絞り、本格的に準備をスタートさせたのは4年次進級直前のことです。先生に勧められた専門書を読んだり、英語を勉強したり、過去問にもあたって9月に受験。晴れて院生になったいまでは、「数量限定商品は消費者の購買意欲を増大させるか」をテーマにした研究に励んでいます。

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