大量生産・大量消費に象徴される20世紀の工学は、モノ造りをいかに効率よく行うかに集約されていました。しかしながら、21世紀の工学は資源の有限性と環境負荷の低減を意識し、人間活動の持続可能な発展を考慮しつつ、新たな技術開発を着実に進めなければなりません。
電気電子工学は、エネルギー、エレクトロニクス、情報、通信に代表されるように、現代社会を支える基盤技術であると同時に、先端・フロンティア技術でもあります。21世紀に必要となる新たな技術開発においても、電気電子工学の果たす役割はますます重要なものとなるでしょう。
このような背景を踏まえ、本専攻では、(1)電気電子工学分野に関する体系的・総合的基盤を持つ創造的な技術者・研究者の育成、(2)電気電子工学分野および理工融合型先端分野における知の創造・体系化・蓄積・発信を基本理念としています。そして、電気・磁気的現象に立脚した「機能発現」、「機能構成」、「機能評価・応用」の3つを電気電子工学における学問体系の主要な柱と位置づけ、これらの体系的・総合的知識に基づく問題解決・発見能力、リーダーシップ、さらには「工学技術を通じて人類の幸福に貢献する」という高い倫理観・使命感を兼ね備えた工学技術者・研究者の育成を目指しています。
本専攻の教育課程は、3つの基幹分野である電子材料・デバイス分野(機能発現)、回路・システム分野(機能構成)及び電気エネルギー・電磁応用分野(機能評価・応用)に関する講義・演習・実験・ゼミナールから構成されています。
理学主要分野である、数学(数理情報科学専攻)・物理学(物理学専攻)・化学(分子物質化学専攻)・生物学(生命科学専攻)、ならびに工学基幹分野である機械工学(機械工学専攻)を擁する理工学研究科に所属している本専攻のメリットを活かし、電気電子工学を基盤にしつつ、理学・工学における幅広い教養と深い専門知識の習得もできるように配慮したカリキュラムが提供されています。
オリジナルホームページ
開設
2006年(平成18年)4月
キャンパス
南大沢キャンパス
学生数
| 77名 | |
| 博士前期課程 | 68名 |
| 博士後期課程 | 9名 |
| ※平成23年5月1日現在 |
